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豚々拍子

コンピュータ・クラウド情報について書いています。

世界のウェブサイトでどのCSSのプロパティが最も使われているか?Microsoftがクローラーの統計情報を公開

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ウェブサイトのデザインを構成する際に用いられるCSSは、たくさんのプロパティが使えてとても便利です。多彩な表現を実現するために必要不可欠な技術ですが、世界のウェブサイトではどのように使用されているのでしょうか?Microsoftがクローリングのデータをもとに使用されている割合をグラフで公開していました。

View usage statistics and common patterns for APIs on the web platform.

Bingのクローリングデータから算出

MicrosoftはBingという検索エンジンを持っており、今回紹介されたデータはBingのクローリングデータをもとに算出されています。例えば、以下のキャプチャはグラフの一部ですが、文字の大きさを指定するプロパティ「font-size」が96.6%のウェブサイトで使われているとされています。他にも色を指定する「color」や、HTMLを構成する要素の距離感を調整する「margin-top」などがよく使われているようです。

This CSS usage data comes from a Bing-powered scan of 1,218,301 pages. This process detects correctly-formatted CSS properties for the browsers included in the scan. The scans run once per quarter, and the latest data set is from March 13th, 2016. To learn more about this data, visit our FAQ page.

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Microsoftがデータを収集している目的

MicrosoftCSSのデータを収集している目的は、自社のブラウザ開発に役立てるためのようです。これまで技術者は、ブラウザごとにCSSの表示形式が異なることに悩まされ続けてきましたから、このような試みは大変助かるのではないでしょか。できれば、いつか仕様が統一されてほしいものです。

開発者目線での感想

たまにウェブサイトを作ったりする身としては、このデータを参考にすることで、より一般的なCSSを使うことができるようになり、表示崩れなどの心配が減るかもしれません。ただ一方で、最近はGoolgeのAMPや、FacebookのInstant Articlesなど、プラットフォームごとのデザイン指定が徐々に広がっており、個別に対応するための学習が必要です。今回Microsoftが公開したデータは、単純に参考値として、または面白い読み物として理解すれば良いかと思いました。