豚々拍子

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アジアで進むアドブロックの普及、その理由とは

アジアは北米に比べてアドブロックの普及が進んでいるようです。Nieman Labにてアジアでいかにアドブロックが広がっているかが紹介されていました。北米での利用状況に比べて、なぜアジアではアドブロックが多くの人に使われているのでしょうか。

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Asia is leading the adoption of mobile adblocking; North America is dodging the bullet (for now, at least) » Nieman Journalism Lab

アジアで進むアドブロックの普及

中国やインド、インドネシアパキスタンでは、モバイルのアドブロックが非常に普及しています。アジアにおいて、スマートフォンの36%ほどのユーザーがアドブロックのブラウザを使っている状況です。

中国では59百万、インドでは122百万のモバイルアドブロックユーザーがいます。スマートフォンユーザーの55%が地方に暮らしており、彼らがアドブロックユーザーの93%となっているようです。

バイルデータが高価な一方、ネットワークやデバイスが遅い

中国やインドネシアはモバイルデータが非常に高価である一方、ネットワークやデバイスが遅いという問題がある、とされています。世界でもっとも使われているアドブロックブラウザはアリババのUCブラウザであり、アドブロックが普及している多くの国で使われています。

広告によってネットワークやページの表示に負荷がかかるのであれば、データ料金が高ければアドブロックを使いたくなるは当然のことのように思います。普及している理由も納得ですね。

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アドブロックのユーザー数

アドブロックのユーザー数は下記の記事にまとめておりますが、420百万人ほどとなっています。そしてモバイルのアドブロックユーザー数は、PCデスクトップの2倍に至ります。

アドブロックユーザーは1年間で2倍以上の420百万人に - 黒子の観察者

なお、記事で紹介したアドブロックに関する情報は、PageFairというアドブロックを専門とする会社のレポートが元になっています。PageFairはアドブロックユーザーを配慮した広告の提供や、PageFair Analyticsという分析ツールを提供しています。

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