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豚々拍子

コンピュータ・クラウド情報について書いています。

Slackがプラットフォーム強化に向け、11のボットスタートアップへ投資

社内コミュニケーションサービスとして破竹の勢いをみせる「Slack」ですが、実は投資にも積極的であることをご存知でしょうか。Slack App DirectoryというSlack内のアプリプラットフォームをもち、その中の企業を強化するために投資を行っているのです。今回新たに11のアプリに対して投資を行いました。

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Slackの成長ぶり

本題の投資活動に入る前に、Slackがどれくらい伸びているサービスか見てみたいと思います。TechCrunchの記事「Slackの成長ぶりは常軌を逸している | TechCrunch Japan」にSlackの成長ぶりが分かるデータの記載があります。

  • 2013年8月 – ローンチ
  • 2014年2月1日 – 1万6000DAU
  • 2014年8月12日 – 14万DAU、4万有償ユーザー
  • 2014年10月31日 – 26万8000DAU、7万3000有償ユーザー
  • 2015年2月12日 – 50万DAU、13万5000有償ユーザー
  • 2015年4月16日 – 75万DAU、20万有償ユーザー
  • 2015年6月24日 ‐ 110万DAU、30万有償ユーザー
  • 2015年10月29日 ‐ 170万DAU、47万有償ユーザー
  • 2015年12月15日 ‐ 200万DAU、57万有償ユーザー
  • 2016年2月12日 ‐ 230万DAU、67万5000有償ユーザー
  • 2016年4月1日 ‐ 270万DAU、80万有償ユーザー
  • 2016年5月25日 ‐ 300万DAU、93万有償ユーザー
  • 2016年10月20日 ‐ 400万DAU、125万有償ユーザー

Slackは企業内のコミュニケーションに使うサービスです。つまり、社内で利用しようとすれば、従業員の数だけ利用者を増やすことになります。Salckはこのような企業の「コミュニティ」の性質をうまく活かし、成長を続けているのです。(とはいえ2016年の10月時点では、これまでの伸びはなくなってきていますが

 

投資活動も活発

Slackはサービスの質を高め利用者を増やす一方、投資活動にも積極的に取り組んでいます。 2015年に8000万ドルの社内ベンチャー部門(Slackファンド)を立ち上げ、自社のサービス内にアプリを提供する会社に対し投資を行っています。2016年の6月時点ではうち200万ドルを14のアプリに投資しました。

この記事を書くきっかけになったのもSlackファンドの投資です。Slackは新たに14の企業に対し11のボットスタートアップに投資をしたと発表しました。

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ボットスタートアップへの投資

Slackは新たに11のボットスタートアップへの投資を行ったと発表しました。具体的にいうと、Salsforceのデータを届けるTroopsや、社内ブログのBoldがSlackファンドの第三期投資先に加わるとされています。すでに触れていますが、これらの企業はSlack App DirectoryというSlackのプラットフォームにアプリを提供する企業です。

ちなみに、過去の投資は下記のタイミングで行われています。

最初の投資は2015年12月に、Awesome.ai、Small Wins、Howdなどに対して行われた。そして、昨年11月には二回目の投資ラウンドが行われ、GrowbotやAutomatなど11のスタートアップに投資された。

Slackのプラットフォームは、初期のアプリ150がローンチされて以降、すでに750を超え、ダウンロード数は600万回を超えています。 同社のブログによれば、第三期投資先の企業の一部は下記のようです。

  • Guru:Slack上の会話検索機能を向上
  • Bold:社員がアイデアを共有できるMediumのような社内ブログ
  • DataFox:営業強化のための顧客候補先の企業に関するレポートと通知自動化
  • Troops:SalesforceのデータをSlackに連携。チームパフォーマンスレポートに活用できる
  • Demisto:悪意のあるURLやファイルがSlackでシェアされた際に、ITセキュリティ担当者にアラートを自動で送信

ボットに関心の高い企業はSlackだけではありません。IBMやTwilio(クラウド通信)、Amazonなども何百万ドルという岳をボットの開発企業やバーチャルアシスタント、そして革新的なテクノロジーに対して投資を行っています。この分野の投資や買収からは目が離せませんね。

 

参考記事

Slack invests in 11 bot startups to seed its platform | VentureBeat | Bots | by Khari Johnson

Slackがボットプラットフォームの強化に向けて、11のスタートアップに新たに出資 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

 

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