モバイルファーストが当たり前になりましたが、その事実を表すデータをご紹介します。スポンサーがついた広告コンテンツについてMarketing Landにてレポートされていました。
Report: Engagement with branded content on mobile 63% higher vs. PC
スマートフォンと広告コンテンツ
ネイティブ広告のプログラムをニュース配信企業に提供する「POLAR」の調査結果です。調査結果によれば、ユーザーがスポンサーつきの広告コンテンツを消費するデバイスは、圧倒的にスマートフォンが多くなっているようです。下記のグラフをご確認ください。
※数字はPOLARが提供するプラットフォームのデータです
消費の時間が長いコンテンツのテーマ
ユーザーの消費時間が長いテーマについてもデータがあります。下記のグラフをご覧ください。もっとも数字が高いのは「Finance(金融)」をテーマにした広告コンテンツです。それに続くのが「Health(健康)」、「special interest(特定の関心ごと)」。Newsが一番引くとは意外ですね。
ユーザーのコンテンツ消費トレンド
紹介したデータはユーザーのスマホ閲覧時間が伸びているのだから、それに伴って広告コンテンツの消費時間もスマホが長いのが当たり前な気がしました。ただ、スマホでどういったコンテンツがウケるのか、についてはまだまだ考えられることが多そうでこれからが楽しみですね。
個人的には2010年頃のJavaScriptやFlashでガチャガチャしたコンテンツが流行った時代(PCメイン)から、GoogleのAMPのように無駄を削ぎ落として高速表示する今のトレンド(スマートフォンメイン)の後に、どんなコンテンツが出てくるのか気になります。以下の記事で紹介しているビデオ・動画やメッセンジャーボットを効果的に使ったクリエイティブが期待されます。
【動画マーケティング】トレンドまとめ!タテ型動画アプリC CHANNEL・Periscopeなど - 黒子の観察者
【WTFIT】写真を送るとそれが何か教えてくれるFacebookメッセンジャーボット『WTF is That?』 - 黒子の観察者
POLARについて
ここから先は紹介元の記事とは関係なくなります。POLARという企業をご存知でしょうか?筆者は初めて知りました。ホームページによれば、POLARはニュース配信企業にネイティブ広告のプログラムを提供する企業のようです。
MEDIAVOICEというプログラムは、あらゆるデバイスで利用可能で、レポーティング機能も当然ながら提供しています。あまりこの分野には詳しくないですが、日本ではこのようなビジネスはあまりない気がしています。以下のキャプチャがサービスイメージなので参考にしてみてください。